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[断食] 道案内のプロに遭遇する。(5)

断食二日目。 思ったより元気でピンピンしていた。 木刀を持ってくればよかったと悔やむ。
6:30から朝のヨーガに参加。曲がらない。
さらに7:30の体操にも参加。 中国語のテープが流れ、愉快な男性のスタッフが体操を教えてくれた。 自分はこの体操後の体調でこの後の朝食が断食モードになるか、回復食になるかを決定することになっている。 先生に連絡したところ、元気そうなので断食継続とのこと。
やったー!とますます元気になり、朝食までの時間、周囲の散歩に出かける。

おおだな下の岩場。 宿から徒歩5分ほどで「おおだな」と呼ばれる海が見えるポイントがある。 愛犬家の人々が集っていたそこから茂みを下っていくと、岩場に出た。 天気が良いので伊豆大島が見えた。高い岩場から釣り糸を垂れる人がいる。 …んだけど、自分はここで海の水に触れるぐらい近づけるのではないかと期待していたので拍子抜け。
「おおなだ」を離れ、「おおだな」下の岩場から臨める水際へと降りるらしい「急坂」へアプローチ。 しかしここがさらに草木モッサリ。 突入を躊躇していると、付近住民に声を掛けられる。
眼鏡の付近住民は、この周辺のアグレッシブな散歩を日々の日課にしている方で、自分が利用する宿の利用者にもよく抜け道を教えたりしているそう。 なぜか「朝ごはん10時だよね?間に合うように案内するよ」と宿の日程にまで詳しい。メニューさえ把握。 良さそうな方だし散歩の人も通るし大丈夫だろ、と案内していただく。
案内は懇切丁寧、ご自分の日常のボヤきなどを交えつつ、赤沢温泉の足湯まで続いた。
こうして自分は宿の近くのDHCの施設内を通り抜けるショートカットを習得する。 RPGで言うと、「ここは うきやまの まちだよ」とかいう台詞の住人に合うタイミングで、いきなり「世界地図」を貰った状態か。 これは今後の日程を充実したものにするために大変役立った。
Yさん、ありがとう。今日も元気にぐるぐる歩き回っておいでなのでしょうか。

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