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[F] ☆ スウィーニー来日初勝利、薄氷のゲッツー。(vsL)

2007-04-18 / 対ライオンズ / グッドウィル
TEAM 123456 789 RHE
ファイターズ 040 000 000 470
ライオンズ 010 000 100 270
  • 勝利投手:スウィーニー / 敗戦投手:グラマン / セーブ:武田久
  • 通算成績:21試合8勝10敗3分 (→ニッカン式スコア)

スタメンにグリーンの名は無し。やはり外されたか…。ついでに稲葉も休養。 セギの後には信二が入ったが、打撃が売りの信二も昨今はサッパリですしどうやって点とるんだろーかと心配しつつ試合開始。
吐く息も白い寒い球場で寒い試合にはならないように…と思っていると、セギ、コユキのヒットと洋平のフォアに続いて会長がポテンヒット。 ここでライオンズの片岡とG.G.佐藤が交錯してしまい、その間に先取という予想外の流れに。 片岡は一旦守備にはついたものの結局病院行きで心配である。骨には異常はないということだが。
しかしですね、G.G.佐藤が筋トレ大好きでムッキムキなのは分かったが、誰か心配してやれよ。

前回生命線の制球が乱れてボコられたスウィーニー、今日はチェンジアップを駆使してライオンズ打線を翻弄。 1回おきに先頭打者に2Bを打たれつつも抑えるという内容で粘り強く、初勝利に向かって投げるぜ。 好投しても援護せず、だったことを考えると追加点が欲しかったが、グラマンがすぐに降ろされてからは打線は沈黙。 やっぱり相当重症の様子。もうすぐに直るものとは考えないから徐々に何とかしてくださいよ。

スウィーニーの後は金澤がちょっと四球を出しつつも繋ぎ、ちょっとピンチかな?ぐらいで武田勝が登場。 ちなみに今日の金澤は代えられはしたものの、ゲッツーを取ってみたりそんなに悪くなかったと思う。 ついでにコユキも守備で若々しくてカウントダウンと合わせて嬉しくなった。 寒くて長袖なのであの魅惑の二の腕が見られないのが寂しいが。
勝は外野フライで1点を失うも、かなりの安定感。 いつものように顔色も変えずに2回を投げきってくれた。 中継ぎの安定感では今のところ勝が最強かも知れない。

と、いうのもMICHEAL抹消中のため、クローザー代役を務める久がまたも大劇場を演じたからである。 ボールは浮き気味、真ん中に入るし、死球は出すわでちょっと悪いときの久であった。 でも昨シーズンの超がつくまでの酷使と活躍を思えばそれも仕方がないというか心中上等だぜ。 一死満塁のピンチとなってしまい、マウンドに集まる人々の群れに隠されかかっていたが、 去年の6月ごろの悔しそうな余裕の無い表情ではなく、攻めて行こうとする気概が感じられた。 マジなんとか凌いでください。
そして心拍上昇モンの幕引きは3-6-1の素晴しいゲッツー。 一塁稲田よく拾った。遊撃会長の正確な送球。久も劇場をチャラにするナイスカバー! 結果オーライのヒヤヒヤものながら、いいもの見たぜ。

[F] ★ 暗いトンネルと一発病と低打率。(vsL)

2007-04-17 / 対ライオンズ / グッドウィル
TEAM 123456 789 RHE
ファイターズ 000 000 000 031
ライオンズ 401 000 00X 551
  • 勝利投手:涌井 / 敗戦投手:建山 / セーブ:-
  • 通算成績:20試合7勝10敗3分 (→ニッカン式スコア)

残業から帰ると、建山が逆球放って結果オーライの場面であった。 さらに夕飯を食べているうちにあっさり試合終了。
建山は立ち上がり荒れているところへ、おなじみの一発病発症で被弾。グリーンの芸術的トンネルと合わせて5失点。 非常にアップアップという感じだったが、終わってみればあの恐ろしいライオンズ打線を5安打に抑える粘投。 前回の内容を考えると多いに健闘したと考える。 というか、けっこう頑張ったんじゃないか?もしかして完投負け一番乗り? 苦しい中継ぎ事情を配慮してか、8回投げきってくれたし…勝たせてやりたかった。

相手が湧井というところである程度予想はしていたものの、あんまり淡白ですよ、打線。 やはり日曜のアレは松崎一場プレゼンツのイリュージョンだったのだろうか。 打線は水物、というアレですかね。しかしですねあまりにアレであります。 打率一割が何人もいたんじゃ不思議はない。
去年も春先はこんな感じだったような。つうか、去年の今頃はSHINJOが暗い顔しててさらに憂鬱だったか。 みんなもっと点取ってくれよ。結局待つしかないのだが。明日は打とうぜ!

グリーン、顔がそうだからというのは悪いんだがやはりナイーブ過ぎる気がする。 マシーアスのように踊りまくったりアルモンテのように練習しまくって兄貴したりするタイプには見えない。 真面目な選手がイップス気味なのは見てても辛いのだが…さてヒルマン監督どう出るか。

[F] ☆ 打線猛爆、一場炭化。(vsE)

2007-04-15 / 対イーグルス / 札幌ドーム
TEAM 123456 789 RHE
イーグルス 010 100 020 331
ファイターズ 311 265 00X 18231
  • 勝利投手:グリン / 敗戦投手:松崎 / セーブ:-
  • 通算成績:19試合7勝9敗3分 (→ニッカン式スコア)

凄い試合を見た。おもろうて、やがて哀しき猛打かな。
グリンもイライラしてフェルナンデスに一発を食らったり、グリーンに足を引っ張られたりしつつ、その後は落ち着いて抑えたのだが、 やっと援護がもらえて手にした白星、というストーリーが霞みまくりの試合内容となった。
まずイーグルス先発の松崎が素晴しく不調。 いきなり稀哲を塁に出しつつ、その稀哲が気になってバントも打ち上げ状態の賢介を四球で歩かせ…と野村監督もブチ切れの不甲斐ない内容。 そこにセギノールの3ランHRとなり、次の回には一場にスイッチ。その後もどんどん自滅。
何だか誰も彼も打ちまくりでわけがわからない展開になっていくのだが、強いて言うなら先日昇格してきたばかりの、 ヘルメット真っ黒・ユニホームダボダボの小谷野は特に見せ場が多かったと言えよう。 守備のファインプレーに連打で大いに存在をアピールできたんじゃないの?

恐ろしい安打数がスコアボードに刻まれたのだが、松崎・一場が悪かっただけとも取れるのでまずそこは注意すべきである。
とは言え、打つわ打つわ。一昨日も打てよ、と金村ならずとも思うね。許すけど。
コユキは2本の打点付きでカウントダウン、会長の方の金子はファンに心の準備もさせない唐突なHR、 新人の方の金子は記念すべきプロ第一号本塁打を放つ。 セギノールのHRはフライになりそうな上がり方をしたが、洋平のHRはスタンドのポールのさらに上に飛び込むような、 トンでもなくデカいものであった。景気がいいじゃないか。 そしてアジアシリーズでは知人に打たない打たないと言われた紺田が走者一掃のタイムリーですよ奥さん。 微妙な髭をそればジャニーズ系とも言われる彼が打撃も向上してくれればなぁ…今日は打ったがあのフォームはどうにかならんのか。

これまで貧打に苦しんだファイターズとしてはお祭り騒ぎの試合といえるものの、オールオッケーな内容ではもちろんない。 対戦相手の話になってしまうが、先発として力不足で下ろされた松崎はまだわかるが、 滅多打ちというか炭化しつつも投げ続けた一場についてはちと同情を覚える状態であった。 プロの厳しさだ、これも経験と言ってしまえば終わりだし、実際そのように説明されるのだろうが、実質晒し投げである。 一場自身はいろいろと感心できないニュースを発信した人間だが、しかしこの仕打ちも感心できん。
またファイターズの方は、グリンの後を引き継いだ山本が4連続フォアボールで押し出しの失点。 これはヒルマン監督が嫌うパターンで、結局押本が引き摺り出されることになってしまった。 下手すれば鎌ヶ谷行きではないかね。清水の出来上がり具合にもよるが。 また、序盤はディレイドスチールのサインミス?っぽいものもあったので油断できないところだ。

洋平がHRを打った後、コユキが洋平に抱きついていたのだが、どうやらあのむっちりしたボディを持ち上げようとしていたらしい。 なんでも洋平が子供のころ、秋のキャンプでコユキに抱き上げてもらったことがあるんだとか。牧歌的な話だ。
好投すれども援護なし、であったグリンに勝ち星ついたし、チーム打率も跳ね上がった。 賢介はもう確実に復調と見ていいだろう。稲葉も休めた。久も休養できた。 打線は水物とは思いつつ、この勢いで苦手なライオンズを何とかしてくれたらなぁ…どうでしょうか。

[F] ☆ 流れが来たか、25イニングぶり得点。(vsE)

2007-04-14 / 対イーグルス / 札幌ドーム
TEAM 123456 789 RHE
イーグルス 000 100 000 151
ファイターズ 000 020 04X 6120
  • 勝利投手:ダルビッシュ / 敗戦投手:青山 / セーブ:-
  • 通算成績:18試合6勝9敗3分 (→ニッカン式スコア)

最初に釘を刺しておくが、負ける時は大敗、勝つ時は大勝ってのは弱いチームのよくある傾向なんだからな。 全く油断ならないんだからな!
と、前振りをしておきつつ、今日は11日の試合に次ぐいい内容だった。4回までの攻撃は抜いて。
あまりの打てなさっぷりに人事異動発動で木元・糸井に代わり小田・小谷野が昇格。 地元の星のハズだがちっとも名前を聞かない小田君(@浜松)は、即スタメン出場とあいなった。 鎌ヶ谷でもまだ走るのは辛いとかいう話があったんだが大丈夫なんだろうか。回復を待ってやれないチーム事情が悪いか。 今日は大爆発とは行かなかったが、慣れないバントも野選で結果オーライなど、ラッキーボーイ的効果か。

4回までは昨日までと同じく凄い勢いでチャンスを潰しまくったものの、 ついに、というか25イニングぶりだったらしいのだが、点が入りましたよお客さん。 ドームの歓声に胸が熱くなるね。2試合連続完封を食らった最下位チームをこれだけの人が応援してくれてありがとうですよ。 26,113人も入っていたらしいですよ。 今までどんだけホームが遠かったんだよと。
賢介グリーンに落ち着きが出てきたのも大きいが、今日はセギの気合がすげーよ。流石は最強のスイッチヒッター。

ダルビッシュは立ち上がりフラフラしたものの尻上がりに調子を上げて素晴しい安定感。 3試合連続2桁奪三振はならなかったものの、去年の前半、我慢して使っていた頃とは別人だ。 連続完投で苦しい中継ぎ事情にも優しい、堂々たるエースのピッチングでありました。
チームも点が取れてからはいい雰囲気で、8回の信二と稲田のふんわりタッチとか微笑ましい光景も見られた。 まあ信二はもうちっと打撃で頑張って欲しいが…。
さて、前回の好ゲームは次の試合で雰囲気ぶちこわしだったので、明日は特に気合入れてもらいたい。 できれば連勝していただきたい。つうかグリン勝たせてやってよ。頼むよ。

[F] ★ 投手は粘るも孤立無援、寸止め打撃陣。(vsE)

2007-04-13 / 対イーグルス / 札幌ドーム
TEAM 123456 789 RHE
イーグルス 100 100 000 2101
ファイターズ 000 000 000 050
  • 勝利投手:林 / 敗戦投手:金村 / セーブ:福盛
  • 通算成績:17試合5勝9敗3分 (→ニッカン式スコア)

初回に簡単に点を取られたときには、どういうゲームになるのよ?つうか昨日のワンサイドゲームの再来か? と戦々恐々としたものの、先発金村は我慢我慢のピッチング。 足の状態が悪いんで云々、と解説のみっちゃん?は申しておりましたが、 毎回のように先頭打者を出塁させつつ、それでも抑える。 彼の持ち味である素晴しいフィールディングで併殺を取ったりして凌ぐ。 なんというか、その粘りっぷりには健気さを覚える程であった。 最後につないだ武田勝は持ち味の打たせて取るピッチングでクールに3者凡退、ということで投手陣に文句はあまりないのだが。

で、そんな彼らを援護してやってくれよ打撃陣。
いいんだか悪いんだかよく分からない林にしっかり抑えられてしまう打撃陣はやはり粘りが足らないのか。 散発5安打って寂しすぎるぜ。死球と四球でもらった1回のチャンスは稲田が決めきれず、 8回の満塁には代打金子洋平が3球で仕留められてしまう。 稲田はアレをどうにかできないとスタメン定着は遠いぞ。 ルーキーの洋平にはちと冒険過ぎたというか、本来代打を努めるべき小田が故障?で、コユキも代打では打ててないしなぁ。 しかしこの状態では故障だろうがなんだろうが召集ですかね。

投手陣に土下座モノの寸止め打線ではあったものの、昨日の内容よりマシなんだろうか。 一昨年前半までのFIGHTERSは、点取っても取り返される中継ぎ爆発炎上タイプだったのが、 その後大きく姿を変え、それにちと満足感があるからなのか、メッタ打ちより拙攻の方がマシ…どうしてもどちらかを選べと言われれば。
さあグリーンも落ち着いてきたですし1塁3塁がアレなのはよくわかったからリハビリに励もうぜ、FIGHTERS。

[F] ★ 一転ワンサイドゲームは勘弁。(vsBs)

2007-04-12 / 対バファローズ / 札幌ドーム
TEAM 123456 789 RHE
バファローズ 120 300 030 9132
ファイターズ 000 000 000 070
  • 勝利投手:川越 / 敗戦投手:スウィーニー / セーブ:-
  • 通算成績:16試合5勝8敗3分 (→ニッカン式スコア)

昨日とは一転してワーストゲームっぽい。
残業もあったが帰宅したときにはすでにマウンドにスウィーニーの姿はないのであった。 川越も良かったらしいが…雰囲気的には自滅感が漂いまくりである。
制球が生命線との前振りだったスウィーニーは正に自滅。 金澤はロングリリーフ試験となったが、ピンチを作って降板。 後を引き継いだゴーレム山本は人のピンチはきちっと片付けるものの、次の回自分のピンチで降板。 さらに後を引き継いだのは伊藤だったのだが、全く気持ちが切れている感じで無駄に失点。 9回は抑えたものの、投手全員引き際の悪い試合となった。引き摺るなよ!

いえね、スタメン発表の時点でイヤな予感はしてたのさ、と防衛線を張ることは出来るんだが、 セギが大事をとって休み、稲葉も大事をとってDHとなるともう、何というかヤバいんですなぁ。 糸井はチャンスだったがいいとこなし。 木元はもう言葉もないです。今日は守備は無難にこなしているようだったが。
ホント札幌のお客さんに申し訳ないです。マジで。 去年後半の印象だけの人は辛いだろう…というか離れてしまうぞ。 まあそれもプロ野球の世界なのだが。

いいところが全くなかったわけではないので記録しておく。 賢介のセンターフライは平野Sの好プレーに阻まれたもので、打席の内容は全ていい感じであった。 あと稲田。グリーンより稲田の方が良さそうだ。が、後は監督に任せる。今日は説教してそうである。

[F] ☆ 打って走って久々に快勝。(vsBs)

2007-04-11 / 対バファローズ / 札幌ドーム
TEAM 123456 789 RHE
バファローズ 000 000 200 2120
ファイターズ 200 401 00X 7110
  • 勝利投手:八木 / 敗戦投手:セラフィニ / セーブ:-
  • 通算成績:15試合5勝7敗3分 (→ニッカン式スコア)

正直、現時点でのベストゲームっぽい。 キーワードは『粘り』。
先発の八木は去年のいい時には及ばず、ほぼ毎回走者を背負うも丁寧に討ち取る。 今日は守備のあれれ?なものも稀哲の捕球ミス(エラーにはならず)ぐらいしかなかったし、 会長は期待どおり守備にやる気を出してくれましたよ。打ってもいますが。
八木の後を引き継いだ押本は持ち味の豪速球を繰り出して、ここ数試合の悪夢を粉砕。 武田久はちょっともったいないかと思ったが、抑えの代役筆頭であるし、調整登板ということだろう。

初回は四球で出塁した賢介が死球で出塁した坪井とWスチール、さらにセギの一撃で本塁へ帰還。 その後セギが右肩の違和感で下げられてしまったのは心配だが、大事を取ったということらしい。 4回にはコユキの三塁コーチをまるっと無視した劇走で追加点。
関係ないがヒルマン監督の娘さん、ちっと太くなり過ぎのような。

そして今日のポイント、つうか良かったことがたくさんなのだが、その最たるものは賢介の復調気配である。 昨日なんかは打席に入るときに苦悩が透けて見えるようだったが、マルチヒットで変えていこうじゃないの。 慌てず足を地に付けて上がって行こうぜ。
打線全体についても、打てなくても粘ろうとする姿勢が随所で見られていい感じであった。 セラフィニの自滅も大きかったのではあるが。
問題のグリーン氏だが、凄く必死なのは伝わってくるんだよね、今日みたいに大きいのがコンスタントに打てればね…。

一試合いい内容があったからと言って、すべて好転する程チームの状態は良くはない。 しかし今日は開幕からの重苦しさを忘れたような内容で、上昇の気配を感じさせるには十分であった。
塁上の賢介のあえかな笑顔にその希望を見る。
この雰囲気を明日にも是非頼む。

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