TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
イーグルス | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 3 | 3 | 1 |
ファイターズ | 3 | 1 | 1 | 2 | 6 | 5 | 0 | 0 | X | 18 | 23 | 1 |
凄い試合を見た。おもろうて、やがて哀しき猛打かな。
グリンもイライラしてフェルナンデスに一発を食らったり、グリーンに足を引っ張られたりしつつ、その後は落ち着いて抑えたのだが、
やっと援護がもらえて手にした白星、というストーリーが霞みまくりの試合内容となった。
まずイーグルス先発の松崎が素晴しく不調。
いきなり稀哲を塁に出しつつ、その稀哲が気になってバントも打ち上げ状態の賢介を四球で歩かせ…と野村監督もブチ切れの不甲斐ない内容。
そこにセギノールの3ランHRとなり、次の回には一場にスイッチ。その後もどんどん自滅。
何だか誰も彼も打ちまくりでわけがわからない展開になっていくのだが、強いて言うなら先日昇格してきたばかりの、
ヘルメット真っ黒・ユニホームダボダボの小谷野は特に見せ場が多かったと言えよう。
守備のファインプレーに連打で大いに存在をアピールできたんじゃないの?
恐ろしい安打数がスコアボードに刻まれたのだが、松崎・一場が悪かっただけとも取れるのでまずそこは注意すべきである。
とは言え、打つわ打つわ。一昨日も打てよ、と金村ならずとも思うね。許すけど。
コユキは2本の打点付きでカウントダウン、会長の方の金子はファンに心の準備もさせない唐突なHR、
新人の方の金子は記念すべきプロ第一号本塁打を放つ。
セギノールのHRはフライになりそうな上がり方をしたが、洋平のHRはスタンドのポールのさらに上に飛び込むような、
トンでもなくデカいものであった。景気がいいじゃないか。
そしてアジアシリーズでは知人に打たない打たないと言われた紺田が走者一掃のタイムリーですよ奥さん。
微妙な髭をそればジャニーズ系とも言われる彼が打撃も向上してくれればなぁ…今日は打ったがあのフォームはどうにかならんのか。
これまで貧打に苦しんだファイターズとしてはお祭り騒ぎの試合といえるものの、オールオッケーな内容ではもちろんない。
対戦相手の話になってしまうが、先発として力不足で下ろされた松崎はまだわかるが、
滅多打ちというか炭化しつつも投げ続けた一場についてはちと同情を覚える状態であった。
プロの厳しさだ、これも経験と言ってしまえば終わりだし、実際そのように説明されるのだろうが、実質晒し投げである。
一場自身はいろいろと感心できないニュースを発信した人間だが、しかしこの仕打ちも感心できん。
またファイターズの方は、グリンの後を引き継いだ山本が4連続フォアボールで押し出しの失点。
これはヒルマン監督が嫌うパターンで、結局押本が引き摺り出されることになってしまった。
下手すれば鎌ヶ谷行きではないかね。清水の出来上がり具合にもよるが。
また、序盤はディレイドスチールのサインミス?っぽいものもあったので油断できないところだ。
洋平がHRを打った後、コユキが洋平に抱きついていたのだが、どうやらあのむっちりしたボディを持ち上げようとしていたらしい。
なんでも洋平が子供のころ、秋のキャンプでコユキに抱き上げてもらったことがあるんだとか。牧歌的な話だ。
好投すれども援護なし、であったグリンに勝ち星ついたし、チーム打率も跳ね上がった。
賢介はもう確実に復調と見ていいだろう。稲葉も休めた。久も休養できた。
打線は水物とは思いつつ、この勢いで苦手なライオンズを何とかしてくれたらなぁ…どうでしょうか。