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[F] ☆ Gに連勝、ヒーローの年の差に微笑め。/ F4-G2

2007-05-23 / 対ジャイアンツ / 札幌ドーム
TEAM 123456 789 RHE
ジャイアンツ 200 000 000 261
ファイターズ 400 010 00X 450
  • 勝利投手:ダルビッシュ / 敗戦投手:金刃 / セーブ:-
  • 通算成績:49試合23勝23敗3分 (→ニッカン式スコア)

ジャイアンツに連勝して交流戦首位タイ。ええ実に気持ちいいですとも。
思い出の地東京ドームで2000本安打を達成し、札幌に凱旋となったコユキがスタメンでホームラン。 できれば打ってみたい、といいながら先日達成した札幌ドームでのHRをもう一度。 小谷野の粘り打ちもありこれが決勝点となったが、本当に調子がいいっぽいコユキ。 長年機能しなかった左肘が使えるようになってきたとかいないとか。 細かいところは分かりませんが、この調子なら300本塁打とか全然狙えます。 実際、本塁打数がチーム2位なのであり、普通に戦力なので今後もお願いします。

今日の先発は一回飛ばしてお休みをもらっていたダルビッシュ。 まだ本調子でないらしく、登板前の報道では7割程度だという話だったので、 こりゃ継投必至だと思っていたら、なんというか俺の予想をいちいち越える男だわ。 初回は鶴岡のリードについていけず失点したが、これは立ち上がりが悪いダルビッシュのご愛嬌。 回が進むにつれ安定感を増し、毎度おなじみダル&ツルの若バッテリーで完投してしまう。
正直、内容は最高の状態を基準にしたらかなり落ちると言うか、やはり休養明けといった感じだったのだが、 抑えられればいいことよ。

初回の2失点は小笠原のタイムリーによるものだったのだが、なんだかさっぱり過去の人。 そんなに調子良さそうでもないのに要所で併殺と三振がとれるダルビッシュの前に、 ジャイアンツ打線は凡退を繰り返す。 トレードで移籍した谷がブレーキになってはいるのだが、 とにかく本拠地でこの球団に負けたくなかったので連勝は実に爽快である。
こういう頼れるエースがいるっていいことだ。 そして頼れて尊敬できるベテランがいるってことも幸せなことさ。

[F] ☆ 幾多の思いをミットにぶつけて交流戦パ全勝。/ F3-G1

2007-05-22 / 対ジャイアンツ / 札幌ドーム
TEAM 123456 789 RHE
ジャイアンツ 100 000 000 191
ファイターズ 011 010 00X 370
  • 勝利投手:グリン / 敗戦投手:福田 / セーブ:MICHEAL(7S)
  • 通算成績:48試合22勝23敗3分 (→ニッカン式スコア)

FIGHTERSが苦手とする交流戦が開幕。
火曜日に勝ったことがないし、グリンはイライラするだろうし、ただでも相性の悪いジャイアンツだしで、 かなり厳しいと思っていたが、嬉しい誤算。 他のパ球団は順当に勝利し、いきなりのパリーグ全勝の日となった。
1点ずつしか取れないショボイ打線ですが、それでも繋がれば試合運びの上手さでなんとかモノにできるというか。 バント失敗したりチャンス潰したりもあったものの、 当たりの止まっていた会長がタイムリーを打ち、稲葉、セギノールも同じく適時打。 4万人入ったお客さんに燃えたらしい。ドーム行った人ありがとう。

しかし勝ててよかった。
相手はアレですよアレ。 なんというか凄く見たような気がするフォームのあの人が在籍する球団なのであり、 札幌ドームでいいようにされたらたまったもんではない。 現地の反応もどよどよしているというか、ブーイングっぽいものもあったようだし、 なんともやりにくかったろう。 安打は出してしまったが、点に結びつかないものだったので、封じたと言えようか。

イライラ野郎のグリンは今日もボーク取られたり、それなりにイライラはしていたものの、 何とか堪えて8回途中までを投げてくれた。 途中、ランナーを挑発したりしてかなり危なっかしかったのだが、 回を重ねてもそれなりに安定。 この変化は何かと思ったら家族が実に来ていたそうで。 家族の力は偉大だな。 もうチームに帯同してもらいなさい。
あと、息子さんは可愛らしいけどちょっと太りすぎだと思うのですが。
稀哲の連続安打試合が途切れてしまったのは残念だが、 飛ぶ場所が悪くて凡打になったのが2本あったので、またすぐ打ってくれるだろう。

[F] ☆ 稀哲安打継続、ピッチャーそれぞれの事情。(vsH)

2007-05-20 / 対ホークス / ヤフードーム
TEAM 123456 789 RHE
ファイターズ 130 010 000 590
ホークス 020 000 020 492
  • 勝利投手:武田勝 / 敗戦投手:田之上 / セーブ:MICHEAL(6S)
  • 通算成績:47試合21勝23敗3分 (→ニッカン式スコア)

やっとのことで打線が投手をフォローする試合が見れたというか。 連続安打試合を延ばした稀哲を始め、小田・小谷野の準レギュラー組も奮闘して先制と中押しに成功、と喜ばしいのだが、 いよいよ厳しい投手陣のアレコレを突きつけられて、いつのまにかリリーフ投手メイニァと化していた俺には胃の痛い内容となった。
武田久、替わりっぱなに本塁打を食らう。 球威があるので長打が出にくいとされていた彼が広いYahooドームで被弾したというのはかなり深刻である。 続く松中を三振に仕留めたが、先行した2ストライクまでは持ち味の低いストレートが生きているものの、 その後は中嶋のキャッチャーミットに球が入っていかず、高めのボール。 ミットは外角の低いところに構えられているのに、だ。 不調の松中に助けられた形のKで、15日の1イニング目までの久はどこに行ってしまったのだろうか、という状態である。 やはり一時期の連投が祟ったか。 リリーフ機会で3回連続失敗はこたえるだろう。
交流戦は去年メッタ打ちにあった巨人からだし、これはちと覚悟が必要かもしれない。 しかし、どんな苦境に陥っても信じているぞ。

久のどん底状況を見て動揺したか、本日のMICHEALはつつがなく劇場。 火の粉を払ってくれる久はいないわけですし、あっさり終えていただきたいんですが。 まあ走者を出してから抑えるのはMICHEALのお家芸なんで、この点はあまり心配していませんよ。 心配しても劇場、しなくても劇場なわけですし。去年も散々やったしなぁ。 終盤、大舞台になるほど三者凡退モードへと移行したが、これが彼のスタイルですかそうですか。 キャッチャー中嶋で制御できないんならしょうがないし。

と、いわゆるHAMの方程式がヤバい、完投こそ至上!となっている中、 ベテランの調整力で云々とコメントした矢先に肩の違和感で早期降板してしまう金村は、 なんか非常にアレというか格好がつかないのであった。
苦しい中、昨日の木下に続いて、武田勝が輝きまくり。 いつものポーカーフェース(若干髭込み)のままに、一発のあるホークス打線を約5イニングに渡って抑えまくり。 ヒーローインタビューは冷静すぎてむしろ可笑しいほどであった。 先発に回したいのに替わりがいないんだよな。悩ましい。

[F] ☆ 若武者木下快投でナイスゲーム。(vsH)

2007-05-19 / 対ホークス / ヤフードーム
TEAM 123456 789 RHE
ファイターズ 110 002 010 5132
ホークス 000 000 000 060
  • 勝利投手:木下 / 敗戦投手:ガトームソン / セーブ:-
  • 通算成績:46試合20勝23敗3分 (→ニッカン式スコア)

木下に尽きる。実に痛快!
肩の疲労で八木が抹消され、ますます恐ろしい状態になっているブルペンに、颯爽と新星が登場。 このところ、ピッチャーが押されながら投げる場面ばかり目にしていたせいか、 まだまだ幼さの残る若い木下が、散々本塁打を浴びせてくれたホークス打線を封じる様は実に小気味良いものだった。 昨日まで重く圧し掛かっていた暗い雰囲気など、若い力の前に雲散霧消してしまうものなんだな。 天晴れとしか言いようがない。

木下は一軍としては3試合目の登板なのだが、去年のそれよりずっと成長した姿を見せてくれた。 たまに甘い球が混じるが、制球が非常に良くなっている。 そして鶴岡の強気のリードによくついていく。 思い切って内角にストレートを放っていくし、周りも良く見えている。
去年を基準に考えて今日は苦しいかと思っていた俺を許したまえ。 本当にたいした強心バッテリーである。 鶴岡は右方向へ意識したバッティングでチャンスを広げ、大いに木下を盛り立てた。 9回裏の連続パスボールはご愛嬌。つうか、鶴岡の方が緊張してどうする。

若いピッチャーが投げているので…とチームを去ったあの人はよく言っていた。 今日のナインはそんな理由で非常にモチベーションが高かったか、 それぞれに持ち味を生かして、効率は悪いながら先制、中押し、駄目押しに成功。 稲葉がタイムリー、坪井は猛打賞、そしてセギノールには本塁打が出てなかなか悪くない。 稀哲は今日も打って連続安打試合数を伸ばし、会長金子は打たないながらも、稀哲→金子→鶴岡の中継でホームで刺しまくった。
いや~若いっていいものですな。

[F] ★ 連続被弾とハードラック。(vsH)

2007-05-18 / 対ホークス / ヤフードーム
TEAM 123456 789 RHE
ファイターズ 000 000 200 250
ホークス 203 000 00X 5100
  • 勝利投手:新垣 / 敗戦投手:八木 / セーブ:馬原
  • 通算成績:45試合19勝23敗3分 (→ニッカン式スコア)

同じ打者に連続で本塁打被弾て、昨日のリプレイですか?
先発八木は立ち上がり制球が甘く、いきなりの被弾でいや過ぎる雰囲気。 1回以降は徐々に制球も戻り、尻上がりに調子を上げるも、さらに被弾してしまう。
どうしてそんなに打球が飛ぶのだろうか…と遠い目。 こっちは惜しい当たりもフェンスギリギリで失速なのになぁ。 今日のマスクは鶴岡で内角もついたりしているようだったが、制球が甘けりゃアレですし…難しいところだ。 本当に投手事情が苦しい。

打線はあっさりしすぎではないかね?イーグルスの粘りを見習って欲しい。 中盤までは早々とフライを打ち上げてチェンジの流れでとても反撃できる気配がなく、完封も覚悟の状態であった。 新垣は今期ものすごい暴投王なんだが、その暴投した球がフェンスでキャッチャー向けて跳ね返り、 折角のチャンスが併殺になってしまうというハードラックまであって、 何かファイターズは点とっちゃいけない呪いでもあるんですかい?と疑いたくなるほど。 もうお払いしてもらおうか。
あと暴投王は分かったけど死球が多くてハラハラした。 会長と陽がぶつけられ、会長はその影響か途中交代。当たりはしなかったがヤバいコースの球が再三見られた。 もうこんなに苦しいチームなんですから怪我人なんてトンでもない。勘弁してくださいよ。

結果から言えば八木完投でも良さそうだったが、江尻に継投。危なっかしくもなんとか抑えた。 打線も中盤からはなんとなく繋がりかかるも、追いつくほどには至らずじまいであった。 クリーンナップが機能せず、その前後とかが頑張っているのだが、一発が絶望的にない状況では、 大量でなくとも3点の点差も返しがたい。 現存戦力ではセギ・稲葉に期待するしかないが絶不調だし…まあ補強しなかったんでしょうがないのか。
明日は木下先発らしい。リベンジなるか。 でも中継ぎは大量に必要と思われるので昇格したての金森も見られるかもしれない。 チーム状況が悪いときには若手の奮闘とか初登板を楽しみにしちゃうもんね。このやろ。

[F] ★ コユキ2000本安打達成!の善き日に大炎上。(vsE)

2007-05-17 / 対イーグルス / 東京ドーム
TEAM 123456 789 RHE
イーグルス 200 224 010 11140
ファイターズ 200 000 310 6110
  • 勝利投手:山村 / 敗戦投手:金澤 / セーブ:-
  • 通算成績:44試合19勝22敗3分 (→ニッカン式スコア)

コユキ、2000本安打達成!
熱い声援に守られたミスターファイターズがついに偉業を達成。 鋭い打球が一二塁間を割りると、東京ドームが沸いた。 長い年月のうちに幾多の試練を経て達成された大記録。 祝福するチームメイトにも笑顔溢れ、あの逞しい腕でいくつもの花束を抱えるその姿は、 間違いなく今シーズンのファイターズに訪れた幸福な風景である。
おめでとう!ありがとう!!コユキ!!!

コユキのバットは2000本では止まらず、続いて2安打して猛打賞。 これだけコユキが輝いているのだから勝ち試合で決めなければならないところだが、 正直なところ他の結果は忘却したい内容であった。吉川の初登板を除いて。
先発金澤はわざわざ四球を出してから本塁打被弾。 その後も安定せず山崎に連続被弾、ライナーを蹴ってノックアウト。 マウンドを引き継いだ伊藤もポコポコ打たれて6回の時点で実質勝負は決してしまった。 見るからに不甲斐ない投球であり、晴れの試合に氷水ですよ。 金澤も伊藤も後がない類だと思うんだが、これはマズいよな…ホント復活してくれよ。

昨日負傷降板した建山と入れ替わりに昇格したルーキー吉川の方が、 初々しくもリズム良く投げ込んでいて見ごたえがあった。 その後段々とキョドって被弾してしまうが…山崎に3被弾するという情けない状況の中、よく投げた。 課題も多いが頑張ってくれ。
静止画で見るより男前だったな…。状況でそう見えた可能性もあるが。

チームの状況はかなーりヤバい。ヤバさを整理すると頭が痛くなりそうだ。
打線の調子が上がらない→中継ぎ疲労してる→先発完投→先発疲れる→中継ぎさらに疲れる→打線まだ復調しない…。 ま、今年は我慢の年なんでそういうものとして見守っていきますよ。 みんなとりあえず怪我だけはしないでくれな!

[F] ☆ 信二2HRにコユキリーチなれどもブルペン火の車。(vsE)

2007-05-16 / 対イーグルス / 東京ドーム
TEAM 123456 789 RHE
イーグルス 020 030 100 6100
ファイターズ 300 031 10X 870
  • 勝利投手:江尻 / 敗戦投手:永井 / セーブ:MICHEAL
  • 通算成績:43試合19勝21敗3分 (→ニッカン式スコア)

コユキが1安打で2000本にリーチ。花屋と金やんの準備はいいか?
試合は勝ちはしたものの荒れた内容でぐったり。 先生!どうしてイーグルスとの試合はやたら長引いてグダグダ感溢れるのですか?
先発の建山は、いきなり四球を出すも抑える自作自演劇場をこなしたり、一発食らったりで完投は難しいか?という出だしだったのだが、 完投なんてとんでもない。 2回を投げきらないうちに右大腿に違和感とかで降板。 ただでさえダルビッシュがお疲れ(ただの疲れならいいが…)で先発アップアップなのにどうしたもんか。 軽症であることを祈る。
引き継いだ押本は緊急登板だったことも考慮に入れれば十分頑張ってくれた。 走者を溜めての降板になってしまったが、多少の名誉回復はなったか。
今日は武田久が登板したものの、1アウトも取れずに降板した。 連投の疲れだろうと思うけれども、6連戦の2戦目でリリーフエースがバテているのも辛い。 いよいよブルペンがヤバい状態になってまいりました。

試合は先制するも追いつかれ、それをさらに勝ち越すというシーソーゲームになったのだが、 昨日よりなんだか表情も明るいコユキがそれを牽引してくれた。 通算1999本目のヒットで出塁して、スチールさえしそうな場面もあり、札幌3タテのころより全然良くなってきたようだ。 観客席にはご両親に奥様もいらっしゃっていたそうで。 結局最後の打席は凡打で、記録達成はならなかったが、明日は決めてくれそうな感触である。 東京ドーム行きたい。

試合を決めたのは信二の逆転HR及びダメ押しHRということになろう。 久しく長打が出ず、長打のない信二の利点ってナニよ?てな空気だったのでこれは喜ばしい。 2004年の打てる信二が帰ってきたようだ。
が、2004年からかかえる課題であるところのリードが悪かったそうで。 俺も当然全部は分かりませんが、押本から引き継いだ江尻に外角低め一辺倒というのはちょっとな…。 MICHEALも中嶋離れさせなきゃマズいし、精進してください。 稲葉の調子が悪いので打つ能力はこのままでお願いします。

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