TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ファイターズ | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 5 | 13 | 2 |
ホークス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 0 |
木下に尽きる。実に痛快!
肩の疲労で八木が抹消され、ますます恐ろしい状態になっているブルペンに、颯爽と新星が登場。
このところ、ピッチャーが押されながら投げる場面ばかり目にしていたせいか、
まだまだ幼さの残る若い木下が、散々本塁打を浴びせてくれたホークス打線を封じる様は実に小気味良いものだった。
昨日まで重く圧し掛かっていた暗い雰囲気など、若い力の前に雲散霧消してしまうものなんだな。
天晴れとしか言いようがない。
木下は一軍としては3試合目の登板なのだが、去年のそれよりずっと成長した姿を見せてくれた。
たまに甘い球が混じるが、制球が非常に良くなっている。
そして鶴岡の強気のリードによくついていく。
思い切って内角にストレートを放っていくし、周りも良く見えている。
去年を基準に考えて今日は苦しいかと思っていた俺を許したまえ。
本当にたいした強心バッテリーである。
鶴岡は右方向へ意識したバッティングでチャンスを広げ、大いに木下を盛り立てた。
9回裏の連続パスボールはご愛嬌。つうか、鶴岡の方が緊張してどうする。
若いピッチャーが投げているので…とチームを去ったあの人はよく言っていた。
今日のナインはそんな理由で非常にモチベーションが高かったか、
それぞれに持ち味を生かして、効率は悪いながら先制、中押し、駄目押しに成功。
稲葉がタイムリー、坪井は猛打賞、そしてセギノールには本塁打が出てなかなか悪くない。
稀哲は今日も打って連続安打試合数を伸ばし、会長金子は打たないながらも、稀哲→金子→鶴岡の中継でホームで刺しまくった。
いや~若いっていいものですな。