TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ファイターズ | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 8 | 17 | 0 |
マリーンズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | 7 | 1 |
あの病が出ない建山は、ピンチに陥ると長年鳴らした火消し本能発動の素敵な先発投手。
1回には連打と四球で無死満塁な上にバッターズレータ、という録画で見ても慄く局面を迎えるものの、
これを伝家の宝刀シンカーで2三振。さらにピッチャーライナーで完璧な火消し。
5回にも四球に死球でちょっと燻る場面があったが、これも牽制・三振・フライで凌ぐ。
やはり長年爆発炎上投手陣を支えた危機回避能力はそうとうのものがあるようだ。
回の始めにあのビョーキでパッカンと食らわなきゃ、先発としても十分やっていけるかも。
グリンがなんだかうやむやして上がってくる気配がない今、これはありがたい。
先制ですよ奥さん。
今期、先制できれば結構いい試合ができている気がする。
というか、逆転勝ちした試合がないとも言えるのだが。
2アウトから坪井がヒット、鶴岡が選んだところで輝ける希望の星であるっぽい陽がプロ初のタイムリー3B。
ぐんぐん伸びてますなぁ、おめでとう。
これが2回表で、建山がすげーピンチを切り抜けた後、2者凡退で掴みきれなかった流れを引き寄せたか。
続く3回の攻撃に繋がっていった…かもしれない。
この日スタメン出場の小谷野の2年ぶりらしいホームランが飛び出し、序盤で4点を先取して実にいい展開に。
7回の連打のピンチは建山も流石にスタミナ切れで武田久にスイッチ。
出した走者を一人還されてしまうもののコントロールされたストレートで勝負できるようになってきて好ましい。
そして9回表、この試合で500試合登板というタフネス藤田が大乱調で一死もとれずに降板すると、
打者1順の猛攻が繰り出され、一気に4点を加点。
どさくさにまぎれて守備固めの紺田や飯山までもが安打を放ち、打線の復調は信じていいっぽい雰囲気に。
飯山の打率が恐ろしいことになっていますが数字のマジックです。