TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ファイターズ | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 | 7 | 8 | 0 |
ドラゴンズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | 6 | 1 |
イライラ野郎vs紅顔の美青年、と書くとグリンが悪者っぽいが、
実のところ息子にメロメロの可愛いパパだったっぽい。
前回の登板では家族の前でいいところを見せてくれたグリンは、
今日は北海道のテレビの前のカイル君をイメージしていたのか、
足の痛みにもめげず、顔面バントにもキレず、十分な好投。
ついでにインタビュアーの勉強不足な質問(去年と比べてどうですか?的なことを去年はイーグルスにいたグリンに聞く)もさらりと大人の回答。
公共電波をジャックして愛する息子にメッセージを送ってみたりして、実にほのぼの。
グリンはその短気さをどうにかしないと成績伸びないYO?序盤は見事にそれに嵌ったYO!!という状況から、
脱出させてくれたのはグリンのご家族でありました。
ありがたやプチぽっちゃりカイル様。
最近ヒルマン監督の選手起用が当たりすぎて怖い程なんですが。
あるいは監督が期待するものを読み取れるようになり、かつ、それに応える活躍ができる選手たちが凄いのか。
初物には強くないハズのFIGHTERS、それでも4回にはルーキー浅尾から坪井がスリーベース。
さらに久々のスタメンマスクだった信二がそれに続いて先制。
繋がると各方面楽しいことを満喫しつつある打線は、金子が選び、グリンが執念のバントで送り、
稀哲がお約束の微妙に滑ったネーミングヒッツで決めてあれよあれよの3得点。
この効率の良さは何事か。この前まで2桁安打無得点とか朝飯前だったってのに。マジ凄い。
まだ『打率は見ないでネ(はあと)』みたいな状況の木元ながら、今日は守備で頑張ってみた。 グリンのピンチを楽々と一球で処理した武田久も、8回にはヒットと四球で自らピンチ。 それを木元のナイスキャッチがなんとかフォロー。 判定は際どいもので落合監督も抗議に出てきたものの、スロー再生では審判が正しかったようだ。 つうか、よく見てたなぁ。 まあスローで初めて間違ってたのがわかる判定ならば、どっちとも取れますね、で終わるところだと思うが…。 ドラゴンズ側としてはいいところなしの2連戦でどうしちゃったんだろう。
これで武田久は3連投。
また疲れさせている気がするのだが、疲れ気味の方が好投するそうなので期待…、
というにはハイペースだよなやっぱり。
このところ形になっているっぽいがまだインチキ臭い江尻、
試用中で厳しいところでは使えないが飛躍の芽はある金森、
この前先発したけど勝が先発に回るんならより貴重な左腕である吉川、
いいかげん勝たせてやりたい須永、
突然崩れるけどワンポイントなら何とかなりそうな押本、
そして好き好き大好き中嶋さんのMICHEALでうまくフォローしていくしかないんだろうなぁ。
次は鬼門のベイビジター。
先発は金村八木建山スウィーニーの4枚が抜けた上に、お外大嫌いなダルなのだが、
その厳しい状態のまま試合できっちり守り、きっちり揺さぶれているのがこの静かなる快進撃の理由だろう。
覚悟も期待もしつつ、見守りたい。