さっそくblosxomカスタマイズの第一歩を踏み出しましょうや。
焦っても無駄なんで眠いときは寝てからのほうがいいです。
さて、blosxom.cgiにはデータの場所やらプラグインの場所やらを設定する箇所があります。
これは基本的に絶対パスで指定します。
一部プラグインを入れれば相対パスも可能とかいう噂なんですけど、サーバによっては何もしなくても相対パスが使えることもあるらしい。
まあ一番手堅いのは絶対パスってことですかね。
で、各種パスを記述するにもエントリやプラグインを置く場所を決めてやんないといけないわけです。
もう全然自由でオウケイなんですけど、とりあえず具体的にこうしましたよ、という例を提示してみます。
エントリは「data」フォルダへ。
エントリをカテゴリ分けするときはこの「data」フォルダの中にさらにサブフォルダを設けます。
blosxomではフォルダ分けがそのままカテゴリー分けとして認識されます。
プラグインは「plugins」ディレクトリへまとめて放り込むことに。
その下の「states」ってのは独自にデータを作るプラグインが作ったデータを置く場所です。
で、blogの概観を決めるテンプレート、blosxomでいうところのフレーバーは、「flavours」ディレクトリに入れるハラです。
これはちょっと飛躍で「flavordir」ってぇプラグインを使う気満々なんでこうなるんですけどね。
このプラグインを導入しない場合、フレーバーファイルは「data」ディレクトリにあると解釈されます。
いえ別にそれでもマズいわけじゃないんですが、
フレーバーはプラグインを増やすと結構種類を作ることになりかねませんので、
こうして分離したほうが後から楽かと思いますんで。オススメですぜ。
ここでまずblosxom.cgiのバックアップを取っておくことを推奨します。
で、各種設定を書き換え、と。
内容はall about blosxomのSetupBlosxomに詳しいのでそっちを参照。
つまるところがあるとすれば絶対パス。
「絶対パス?」と頭上にクエスチョンマークが点灯したならchkfullpath.cgiやらservana.cgiのご利用がオススメ。
ただし、servana.cgiは見えすぎる感があるので、ご利用後は速やかに削除なり属性変更なりの対策を。
上記のディレクトリの設定も頭に入れつつ設定を書き換えてみてください。
設定を変更したらサーバのblosxom.cgiを上書きして動作確認してみましょう。
この状態で確認できるのはblogのタイトルだけですけどね。
タイトルが変更された状態のサンプルはこちら。
文字化けしやすいのでそのときはエンコードを変更してください。やっつけblogて。そのままだし。