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[F] ☆ グリン好投・継投成功で記録ずくめの11連勝。/ F2-T0

2007-06-03 / 対タイガース / 札幌ドーム
TEAM 123456 789 RHE
タイガース 000 000 000 020
ファイターズ 000 200 00X 250
  • 勝利投手:グリン / 敗戦投手:ダーウィン / セーブ:MICHEAL(11S)
  • 通算成績:56試合30勝23敗3分 (→ニッカン式スコア)

イライラしないぜ。 どんだけ噛み合ってるんだよ。怖くなってきた。
先発グリンはボール先行で球数は多いものの、7回途中までは緩急を効かせて許したヒットは1本のみ。 まあ4回には四球を3つも出したりしてそれなりにピンチはあったものの、 今日はイライラする場面も見せずのナイスピッチと言えよう。 例によってぽっちゃりカイル坊ちゃんが観戦していたので、パパもイライラしたところは見せられなかった様子。
いつもは苦言を呈されることも多い信二だが、今日のリードは冴え渡っていた。 制球いまいちのグリンをナイスリードとか、やればできるってことだろうか。 それとも、打てずにお悩みモードだと、リードも単調になっちゃうタイプなのか。
昨日に続き、亀山氏といっしょになったらいきなり酔いどれ応援実況野郎と化した光山氏が褒めまくり。 みっちゃん、大阪にお店を持ってるんじゃ…お客入らなくなっても知らないYO!!

勝負強さは超一流。 タイガースを2安打に抑えたゲームではあったが、よく見るとこっちも5安打しか出ていない。 それできちっと点が取れているんだから、選手たちの集中力はかなりのものである。 4月だったら余裕で完封されているところだ。
その勝負強さの最たるものが小谷野の活躍である。 タイガース先発のダーウィンは中継ぎから緊急先発という割りになかなかの好投で打ちあぐねていたものの、 4回、セギノールが劇走でツーベースとした後に、欲しいところでタイムリーヒット。 相手のパスボールにも助けられ、小田が選んだ後に信二が犠牲フライで2点を奪取。 上記グリンの四球でピンチ!の直後だけに、流れを呼び込む先取点となり、また決勝点となった。
本当に勝負強い小谷野。伏兵的存在でマークされてないことも良かったのだろうか。 マジで勝負弱い坪井と勝負強さを足して2で割ると点がとれないので足して2で割らないでください。

たまーに可愛らしい久。 7回、グリンが連続四球を出したところで投手は武田久にスイッチ。 その後グリンはベンチでヒルマンに説明を受けていたが、球数の多さから球威がガクンと落ちていたし、これは止む無し。 武田久は打ち取ったかと思われる当たりが高くバウンドしての内野安打のみで、8回までをきっちり抑え、 9回には当然のごとくMICHEALが登場。 シーツに与えた死球は無用だったが、つつがなく11S目をゲットとなり、連勝の球団記録11に並んだ。 ヒルマン監督の来日300勝目でもあったらしい。 おめでとう、ありがとうヒルマン監督。これからもよろしく。

[F] ☆ ダルビッシュ好投で10連勝も、須永大炎上。/ F8-T5

2007-06-02 / 対タイガース / 札幌ドーム
TEAM 123456 789 RHE
タイガース 000 400 004 360
ファイターズ 003 400 10X 5131
  • 勝利投手:ダルビッシュ / 敗戦投手:杉山 / セーブ:MICHEAL(10S)
  • 通算成績:55試合29勝23敗3分 (→ニッカン式スコア)

横浜で雨に祟られたおかげで、移動即試合となったキツイ日程の中、スライド登板を果たせなかったダルが好投。 横浜で1回だけ投げたときに比べれば制球も悪く、つくづく雨天中止が惜しいと思ったが、そこはダルビッシュ。 奪三振こそ少ないものの、前回のジャイアンツに引き続き早撃ちなタイガース打線と、積極的な併殺で省エネ投球。 不用意からか鳥谷に本塁打を浴びたものの、8回までをすんなり抑える。 大差援護で完投はしなかったものの、最後まで投げても問題なかったろうという安定感だった。 頼もしくなったなぁ。

打率は良くないけど集中打が不思議と出るんで勝てるんじゃね?という日々が続いておりましたが、 本日の打線は積極的に援護援護。 連打にホームランでみんなして数値を上げていく。
今日はスカパー!の放送は光山&亀山のダブル解説で、試合開始30分前から放送という気合の入れっぷり。 そこで設けられたインタビューのコーナーで、まだ打撃がしっくり来ていないとか言っていた稲葉がHR。 公式のダッグアウトレポートでは感触も良い、と応えていたので本格的に上り調子か。 セギノールも中距離打者モードではあるものの、はっきりと谷を抜けたのがありがたい。
パコパコ打つのでもう明日にとっておいたら?と思ったが、それはうかつ過ぎる俺であったのだが…。

おお須永、どうして君は弱気なの?
10連勝!と大いにはしゃげる幕切れとならなかったのは、須永の投球が原因である。 大差の9回は、一軍合流しても登板機会のなかった須永を試すには絶好の機会であったはずである。 左腕不足が深刻な今、須永が計算できれば本当に助かるからだ。しかし、全く助からないことがわかってしまった。
最初の打者をゴロに打ち取ったまではいいにしろ、左打者に連打に四球、さらに満塁本塁打被弾ではいいところがない。 マウンド上で不安な顔をしている須永は哀れを誘うけれども、完全に自滅である。 ジャイアンツを希望していたのを説き伏せてまで入団させた期待の左腕なのだが…残念。 まだ一軍で投げられる状態ではないようだ。2年前の9回ゼロ封は幻なのか。
それまでの圧勝ムードは吹き飛び、江尻が後を継ぐものの、これも連打。 準備はしていたらしいMICHEALが四球を出して満塁にしつつも抑えたものの、2桁連勝の喜びに冷や水な9回だった。 MICHEALにはセーブがついたけどね、これで虎打線が目覚めていたら明日厳しいと思うんだわ。 まあ須永が悪かったから打たれたんだと思うけども… 理由がはっきりしないことになっている(投手陣が踏ん張っているからだと個人的には思うが)連勝だけに、 負の要素にはヒヤヒヤしまくりですよコノヤロー!須永頑張れよ。

[F] ☆ 水入りにもめげず全員野球で9連勝。/ YB3-F5

2007-06-01 / 対ベイスターズ / 横浜スタジアム
TEAM 123456 789 RHE
ファイターズ 000 030 011 5131
ベイスターズ 100 020 000 360
  • 勝利投手:押本 / 敗戦投手:那須野 / セーブ:MICHEAL(9S)
  • 通算成績:54試合28勝23敗3分 (→ニッカン式スコア)

頑張るルーキー吉川。 2試合が水入り、さらに昨日の試合ではダルが1イニング投げてからの中止で、 これで連勝の勢いが断たれることを心配したものの、杞憂であった。 その朴訥純情青年っぽい佇まいで微妙におねーちゃん人気も得そうな吉川が、プロ3試合目の登板で好投。
とはいえ本日は制球が定まらず、ストライクを取るにはカーブを多投する方向に行きがちで信二も苦心のリード。 前回鶴岡と組んだから今日は信二との相性を見たのだろうか。 どちらにもキチンと答えているように見えるので、次の試合で組まされた方が『とりあえず相性のいい捕手』ということになるだろうか。
1回の稀哲のポカで1点を失うものの、その後佐伯にタイムリーを食らうまで、上述のように制球には苦しみながらも、 解説にしきりに褒められる好投。 同点に追いつかれたところで押本にスイッチしたが、次はきっと勝ち星をつけてやりたい。それだけの内容だった。

押本、貫禄の投球。 そんな可愛いルーキーの後を引き受けた押本。 4月中は出てくると満塁被弾のイメージだったし、ここのところも急に四球を連発とか、あまりいい内容ではなかった。 しかし今日は自慢の重い速球で押して押して押し捲る圧巻のピッチング。 6回には3者連続三振なんて痺れるものまで披露し、今期初白星を手にした。おめでとさん!
その後は打者の左右関係なく採用されたと思われる武田勝が投げ、ピンポイントで武田久を投入し、 そして最終回にはMICHEALがしれっと3者凡退。 MICHEAL、一時期全くストライクが入らなかった頃とはもう別人です。 調子も上がってきたのだろうが、やはり中嶋効果か。どんだけ~?

挟まれちゃったエヘヘ♪ 今日はセギノールの怒りと笑みを同時に見た日であった。 普段は非常に温厚なことで知られるセギなのだが、5回に打球を後ろに通されると激昂。 セギが怒り心頭とか珍しい。 なんか外国人選手は背中側にボールを通されるとキレるようだが、このあたり日本とは違う考え方があるのだろうか。 確かに危ないけども。 結局この局面は四球で歩いたのだが、セギの怒りに応える形で小谷野がホームラン。 ああ見えて実は繊細な小谷野、雑音を払う一発なんてやってくれるじゃないか。
8回には三塁にいたセギが飛び出して挟殺される場面があったのだが、 コケかかって四つんばいになりつつも、必至にボールから逃げることで三塁手をおびき出し、 これのおかげで一塁にいた小谷野が三塁まで達することができ、追加点に繋がった。 タッチされたときにはエヘヘって感じで笑っていてちょっと和んだ。笑顔の方がいいぞ、セギ様。

[F] ☆ グリンの手綱はカイル君が握る。なんとなく8連勝。/ D2-F7

2007-05-28 / 対ドラゴンズ / ナゴヤドーム
TEAM 123456 789 RHE
ファイターズ 000 310 003 780
ドラゴンズ 000 000 200 261
  • 勝利投手:グリン / 敗戦投手:浅尾 / セーブ:-
  • 通算成績:53試合27勝23敗3分 (→ニッカン式スコア)

イライラ野郎vs紅顔の美青年、と書くとグリンが悪者っぽいが、 実のところ息子にメロメロの可愛いパパだったっぽい。
前回の登板では家族の前でいいところを見せてくれたグリンは、 今日は北海道のテレビの前のカイル君をイメージしていたのか、 足の痛みにもめげず、顔面バントにもキレず、十分な好投。 ついでにインタビュアーの勉強不足な質問(去年と比べてどうですか?的なことを去年はイーグルスにいたグリンに聞く)もさらりと大人の回答。 公共電波をジャックして愛する息子にメッセージを送ってみたりして、実にほのぼの。
グリンはその短気さをどうにかしないと成績伸びないYO?序盤は見事にそれに嵌ったYO!!という状況から、 脱出させてくれたのはグリンのご家族でありました。 ありがたやプチぽっちゃりカイル様。

最近ヒルマン監督の選手起用が当たりすぎて怖い程なんですが。 あるいは監督が期待するものを読み取れるようになり、かつ、それに応える活躍ができる選手たちが凄いのか。
初物には強くないハズのFIGHTERS、それでも4回にはルーキー浅尾から坪井がスリーベース。 さらに久々のスタメンマスクだった信二がそれに続いて先制。 繋がると各方面楽しいことを満喫しつつある打線は、金子が選び、グリンが執念のバントで送り、 稀哲がお約束の微妙に滑ったネーミングヒッツで決めてあれよあれよの3得点。
この効率の良さは何事か。この前まで2桁安打無得点とか朝飯前だったってのに。マジ凄い。

まだ『打率は見ないでネ(はあと)』みたいな状況の木元ながら、今日は守備で頑張ってみた。 グリンのピンチを楽々と一球で処理した武田久も、8回にはヒットと四球で自らピンチ。 それを木元のナイスキャッチがなんとかフォロー。 判定は際どいもので落合監督も抗議に出てきたものの、スロー再生では審判が正しかったようだ。 つうか、よく見てたなぁ。 まあスローで初めて間違ってたのがわかる判定ならば、どっちとも取れますね、で終わるところだと思うが…。 ドラゴンズ側としてはいいところなしの2連戦でどうしちゃったんだろう。

これで武田久は3連投。 また疲れさせている気がするのだが、疲れ気味の方が好投するそうなので期待…、 というにはハイペースだよなやっぱり。
このところ形になっているっぽいがまだインチキ臭い江尻、 試用中で厳しいところでは使えないが飛躍の芽はある金森、 この前先発したけど勝が先発に回るんならより貴重な左腕である吉川、 いいかげん勝たせてやりたい須永、 突然崩れるけどワンポイントなら何とかなりそうな押本、 そして好き好き大好き中嶋さんのMICHEALでうまくフォローしていくしかないんだろうなぁ。
次は鬼門のベイビジター。 先発は金村八木建山スウィーニーの4枚が抜けた上に、お外大嫌いなダルなのだが、 その厳しい状態のまま試合できっちり守り、きっちり揺さぶれているのがこの静かなる快進撃の理由だろう。 覚悟も期待もしつつ、見守りたい。

[F] ☆ 投げても打っても THE MASARU WORLD。/ D2-F6

2007-05-27 / 対ドラゴンズ / ナゴヤドーム
TEAM 123456 789 RHE
ファイターズ 100 100 031 6110
ドラゴンズ 100 100 101 261
  • 勝利投手:江尻 / 敗戦投手:山本昌 / セーブ:-
  • 通算成績:52試合26勝23敗3分 (→ニッカン式スコア)

FIGHTERSが誇る無表情投手、武田勝vsDRAGONSが誇る多趣味投手、山本昌の左腕対決。
深刻な左腕不足に加え、先発が次々と故障する中、ついに勝を先発に回したFIGHTERSであったが、 その状況の厳しさを忘れさせるような快勝。 毎日毎日「今日こそはヤバいだろう、せめて大敗は避けたい」てな覚悟が裏切られまくりでうれしい限りですよ。
勝は相変わらずCoolなピッチング。 球の軽さから来る一発への恐怖も、藤井の初本塁打だけに抑える。 井端不調・荒木離脱・福留絶不調の影響もあるんだろうが、相手の上位打者をしれっと封じてしまう。 一方、この試合で500試合登板となった昌も、200勝に向けて粘りのピッチング。 そんなわけで、序盤はどちらも大怪我せず、点を取ったりとられたりのいたちごっこで試合は進む。

本日は賢介が大当たり。最初に死球を受けた後は4打席4安打の大活躍でニヤニヤ。 これがちょっと前まで打てない送れないでどん底大ブレーキだったセーネンと同一人物とは思えないぜ。
さらに今日って試合は交流戦でありパリーグビジターであり投手が打席に入るのであり勝が驚きの初安打であり、 なんというか凄い癒しポイントであった。 左中間に抜けるヒットで出塁するも塁上で不安げ。 稀哲に送られてセカンドベースに達するも挙動不審。 さらに賢介のセンターへのヒットが出るも、走塁するかしないかで右往左往し、結局進塁できず。 連続安打の頃ほどではないにしろ、他球団からも恐れられる先頭打者となった稀哲にわざわざ犠打させてまで作ったチャンスを萎ませてしまい、 結局得点にも至らなかったのだが、1塁に達した賢介は平野コーチとニヤニヤニコニコしているし、つられて微笑んだっつの。
これが決勝点のチャンス!だったりしたら笑えないのだが…。

このところの静かなる快進撃を支える小谷野は今日も実に勝負強くてよろしい。 安打数は決して多くないが、走塁とバントでチャンスメークし、続く打者が期待通りの働きで一気にたたみ掛けられている。
投手山本昌、打者は会長という日本シリーズを彷彿とさせる場面もあり、 そこでゆるく打つ会長とか流石すぎですよ。つうか警戒されすぎ。 今日も致命的なサードエラーなどが飛び出し、運も大いに味方した。江尻の勝ち運発動か。 その江尻→武田久→MICHEALと繋ぐ継投は完璧で気分も良し。
先発大崩壊なのに勝ててるのがなんとなく不思議。大歓迎ですが。

[F] ☆ 燕のサードは死のポジション。継投助け合い。/ F6-S4

2007-05-26 / 対スワローズ / 円山球場
TEAM 123456 789 RHE
スワローズ 002 020 000 4102
ファイターズ 004 000 20X 690
  • 勝利投手:武田久 / 敗戦投手:遠藤 / セーブ:MICHEAL(8S)
  • 通算成績:51試合25勝23敗3分 (→ニッカン式スコア)

スタメン見て驚愕。帰ってきたよあの人が。 脅威の低打率でブーイングまで食らっていた木元がですよ。 鎌ヶ谷の成績も数値上ではサッパリなので、何か復調の兆しがあったんでしょうな。
試合では安打数こそ1なものの、打率は跳ね上がるわ、逆転のきっかけになるわ、 たぶん温かいはずの北海道のファンさえイラつかせていた原因のひとつである守備もそつなくこなしたりでとりあえず合格点。 打席では背後に木元ボードも見え隠れ。 突然の昇格だったから昇格判明後に用意したものではあるまい。 ずっと持ち歩いてくれていたのではないか。大いに報いてやってくれ。

先発木下はピリっとせず…ではあるものの、発展途上もいいとこなので次に期待。 木下の作ったピンチを押本が抑え、次の回に安打で同様した押本が四球連発したところで江尻が登場し、 犠牲フライは打たれるものの傷を最小限に抑える。 江尻はその次の回はさっくり抑えるが、ピンチを作って武田久を召喚。 武田久は江尻のピンチを抑えるものの、これも次の回にストライクが入らなくなって守護神MICHEALにバトンタッチ。 中嶋先生のリードで別人というか本来の調子というか、とにかく持ち直したMICHEALが試合を締めた。
と、こちらの内容としては危ないところをブルペンの助け合いで守り勝った、という形になるだろうか。 しかし、スワローズのサードは呪われているのかね?というようなタイムリーエラー等で追加点をもらうことができ、 これが試合を決めたともいえる。どうしちゃったんだスワローズ。

円山球場は生憎の天気で寒いし雨はパラつくし風は強いし足場は悪いしだったのだが、 お客さんはキャパシティいっぱい近くまで入っていた模様。 スピーカーのそばにいるのか、可愛らしいボーイソプラノがセギノールの応援歌を歌っていた。
そんなお客さんに交流戦負けなしで3位浮上の勝ちを見て帰ってもらえることは嬉しい。 正直、力で押して勝ったという内容でない交流戦4連勝なのだが、一発不足かつ先発不足かつ中継ぎ疲労を抱えるチームのこと、 特に若手の先発でこれだけ勝てたということは大きい。 例年分の悪い交流戦ビジターだが、5割で帰ってこれれば万々歳である。

[F] ☆ 若手躍動。本当に恐ろしい中嶋マジック。/ F3x-S2

2007-05-25 / 対スワローズ / 札幌ドーム
TEAM 123456 789 RHE
スワローズ 000 010 100 292
ファイターズ 000 000 003x 361
  • 勝利投手:金森 / 敗戦投手:木田 / セーブ:-
  • 通算成績:50試合24勝23敗3分 (→ニッカン式スコア)

先発は一軍登板2試合目の吉川。 未成年とは思えぬ落ち着きで期待以上の好投。 吉川がサインを間違って鶴岡がイライラする場面もあったが、ブロックサインに切り替えるなどして対応。 鶴岡軍曹はもっと若手には優しくしてください。 ファームでも飛びぬけた成績は残していない吉川だったが、実に丁寧な投球で予想以上の働きだった。
上がってきたばかりの無名の新人が6回1失点て。 金村抹消で苦しすぎる先発陣なのにどんどん新人が台頭してきてありがたいことです。スカウトいい仕事。
そんな吉川を早く援護してやりてえ!と気は急くものの、ヤクルトの先発グライシンガーは何者も寄せ付けぬ安定感。 打線が悪くて…というより、相手が良すぎて点が取れないモードで淡々と凡退が続く。

二番手の江尻は今日投げた自軍投手の中では最も悪かったかもしれない。 2ストライクまではいい球投げるのになぁ。決め球がないのがいけないのか。期待しているだけになんとも歯がゆい。
そして三番手の金森は一軍昇格から登板まで随分間が開いてしまったが、そこそこの内容で1回を投げぬく。 そのときには『お、やっとのデビューか、おめっとさん』ぐらいしか考えなかったのだが、 実は大変に『持ってる男』という疑惑が浮上するのであった。

中嶋が出場している間、グラウンドは劇場空間となるのか。 スワローズもスワローズだが。9回2点差で2エラーで棚ぼた勝利。なんたることか。 それで1回投げたデビューしたての金森が勝利投手ですよ。 なぜ古田兼任監督はあれだけ安定して疲れも見えなかったグライシンガーを替えたんだろうか。 そのままだったら多分勝ててない。
とりあえず9回裏の流れをまとめておく。

  1. 稲葉が初球打ち。一二塁間を抜いてノーアウト一塁。
  2. セギノールが半端なスイングで三振。1アウト一塁。
  3. 小田、2-1からの4球目をピッチャーゴロ。 これを捕球した木田が一塁へ送球するも暴投。 一塁手畠山が逸れたボールを捕球しようと身を乗り出したため、一塁へ走っていた小田と交錯。 畠山と小田は転倒。ボールはフェンス際まで転がる。このうちにランナー稲葉生還で0-1。 小田も起き上がって二塁に達する。エラーは木田に記録された。
  4. 小田、代走の紺田と交代。1アウト二塁。
  5. 金子はピッチャーゴロで2アウト二塁。
  6. 坪井はボールで出塁。良く見た、というアレではなくはっきりしたボール球。2アウト一塁二塁。
  7. 坪井、代走の飯山と交代。ヤクルトの内野陣、マウンドに集合。
  8. 小谷野は初球から打つ気に溢れるスイング。 バットを折られながらもショートの頭上を越えるヒットで二塁ランナー紺田生還。 これで2-2となり同点に追いつき、吉川の負けが消える。 一塁ランナー飯山は三塁に到達。一塁には小谷野。2アウト一塁三塁。
  9. 残る野手は信二と稲田。打順は中嶋に回るが代打なし。延長戦への備えか。
  10. 中嶋、初球をサードの正面へゴロとする。 三塁手飯原は素早く捕球し一塁に送球するも、これが一塁手の手前でワンバンしての暴投となり、 そのまま三塁飯山ホームイン。

野球って恐ろしい。でも笑ってしまった。グライシンガーは可哀そうでした。

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