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[F] ★ 反動あり、運はなし。(vsM)

2006-07-11 / 対マリーンズ / 東京ドーム
TEAM 123456 789 RHE
マリーンズ 100 030 000 491
ファイターズ 001 000 000 390
  • 勝利投手:小野 / 敗戦投手:金村 / セーブ:小林雅
  • 通算成績:84試合46勝38敗0分 (→ニッカン式スコア)

連勝ストップの余波をうけまくりの3連敗。
金村が打球に当たってみたり、打っても正面だったり、 連勝が止めるとともに運にも逃げられたか。 今期の金村は、連勝を繋ぐことはできても連敗を止める仕事はあまりできていない。 そしてそろそろ「ガラスのエース」という称号が忘れられようとしているところへ、 殴られたりぶつけられたりと災難続き。 エースに運のないチームは苦しい、 次代のエース候補が頑張っているから目立たないだけで。 今日の影響もあって金村がズルズルいっちゃうと、いくら若手と中継ぎが頑張っても、 勝ち数への影響は多大なものになるだろう。
と、エースの称号を持つものの姿にあれこれ心配してみたので、 完璧だった中継ぎを慰めとする。 あと、稲葉は抗議まで爽やかだったと付け足しておこう。

[F] ★ ディアス自爆、トーマス延焼。(vsL)

2006-07-09 / 対ライオンズ / インボイスSEIBU
TEAM 123456 789 RHE
ファイターズ 000 011 010 381
ライオンズ 001 400 00X 5110
  • 勝利投手:ギッセル / 敗戦投手:ディアス / セーブ:小野寺
  • 通算成績:83試合46勝37敗0分 (→ニッカン式スコア)

いやなタイミングで先発→リリーフが炎上延焼。
春先はちっとも期待されてなかったギッセル…だと思ったのだが、 このところの成績を見ると調子は良いようだ。 そして全く打てないわけでもないのだが、早い回での失点がデフォのディアスに援護しかねているうちに、 ディアスが併殺をとるつもりが魔送球で失点、さらに替わったトーマスが本塁打被弾。
非常にいやな点の取られ方をし、これで勝負が決まってしまった。

トーマス、去年のAS後の活躍を思うと非常に惜しいのだが、 既にチーム内での役割は「早く肩ができてタフな敗戦処理」になっている気がする。 岩本が解説の場合はこの辺でヒルマン采配に噛み付くところだが、 若手を試すにも厳しいポジションだ。 下で好投してるっぽい矢野とかをこの位置につけるのは非情過ぎる。 結局トーマスに頑張ってもらうことになりそうな。
と、トーマスについては頭が痛いのだが、 これも勝ちパターンで使いたい、抑えられるリリーフが多いせいだと言えなくもない。 一昨年あたりを考えると贅沢な悩みだ。
後を引き継いだ清水と岡島はなかなか。 清水はヒヤヒヤさせたが…岡島はぐんぐんキレが良くなっている気さえする。 古巣の状況を思うと、なぜ岡島を出したのか分からなくなってくるのだが…。

[F] ★ 連勝ストップ自爆気味。(vsL)

2006-07-08 / 対ライオンズ / インボイスSEIBU
TEAM 123456 789 10 RHE
ファイターズ 000 100 000 1 242
ライオンズ 000 000 010 2x 3x110
  • 勝利投手:松坂大 / 敗戦投手:MICHEAL / セーブ:-
  • 通算成績:82試合46勝36敗0分 (→ニッカン式スコア)

松坂に止められた!と表現すれば大いに納得の敗戦なんだけれども、 こちらも八木、武田久が完璧に抑え、松坂から稲葉が150号を打ったりしていることもあってか、 慣れない大型連勝で疲れちゃった自爆型敗戦ともとれるような。 負け惜しみですか。

8回の失点は金子のエラーがそれを呼び…という形になってしまった。 この試合の2エラーはどちらも金子なんだけども、2回目は流石におい!と思ったけれども、責められん。 前日にクールというかネガティブ発言をかましているし、バツが悪そうではある。 この大型連勝、金子の力なくしてなかったしな。気にせず今後も堅守を頼む。

福地は塁に出してもいけない。 MICHEALの左打者対策は急務である、が、今期中にいきなり修正も難しそうな。 岡島の調子が非常に良い今、結果論では岡島に交代という手もあったのだろうが、 こっちは勝利の方程式をきちんと繰り出したわけで、個人的には悔いはない。 とりあえず今日のことは忘れて、次頑張ってくれ。 カーブだけで21セーブを上げたとは思っていないからな!吉秀ファイトだ!

[F] ☆ 11連勝ヤギビッシュプレゼンツ(vsL)

2006-07-07 / 対ライオンズ / インボイスSEIBU
TEAM 123456 789 RHE
ファイターズ 010 001 104 7141
ライオンズ 001 000 000 150
  • 勝利投手:ダルビッシュ / 敗戦投手:グラマン / セーブ:-
  • 通算成績:81試合46勝35敗0分 (→ニッカン式スコア)

連勝の軌跡とか。 球団タイ記録とかがかかっちゃって気が気ではない。 平気で四十何年ぶりとか言ってるし、俺どころか、選手の誰も生まれてねーぞ、そんな昔。 チームの状態がいいのは分かるが、寿命も縮む勢いだったりするのは、 メモリアルゲームとか落としちゃいけない試合とかには滅法弱いファイターズであるゆえに。 といったら俺は訓練されすぎたファイターズファンでしょうか?

ヤギビッシュ。 新入団の秘密兵器ヤギビッシュが球団タイ記録の11連勝をお届け。
ユニホームを札幌に忘れてきたというダルビッシュ、仲良しと思われる八木のユニホームで登板。 忘れ物うっかりキャラとして進めるつもりなのかね君は。 つうか色々と突っ込みの対象となりそうだ。
投球内容は非常良し。 危ない場面もあったが、気合でびしっと抑えて独特なガッツポーズ。 これで負けたらシャレにならんと奮起したか。

かっこいいぞ選手会長。 最初は打ちあぐね、頭を振りながら撤退していた打撃陣も段々と調子を上げてくる。 解説に「得点圏打率1割の男」とか「掴み所がない」とかバラされつつ、金子のヒットで勝ち越し。 9回には一挙4点を取って終わってみれば大差で勝利。 これで本塁打ゼロってんだから、繋がる打線というものは恐ろしいこっちゃ。

[F] ☆ 谷間とか控えっておいしい?(vsBs)

2006-07-06 / 対バファローズ / 札幌ドーム
TEAM 123456 789 RHE
バファローズ 000 010 000 160
ファイターズ 040 000 13x 8151
  • 勝利投手:立石 / 敗戦投手:前川 / セーブ:-
  • 通算成績:80試合45勝35敗0分 (→ニッカン式スコア)

男前過ぎる。 押忍!本日の先発はファイターズが誇る年齢詐称の便利屋番長にしてカレー部長、立石だーッ! 漂う男の色気、サイドスローなのに球威で押す投球、 年齢を上に申告しているとしか思えない若々しさ、そしてスープカレー好き好き大好き。 このギャップが個人的に堪りません。
と、ノリがおかしいが、実は谷間の立石先発を密かに楽しみにしてました。 安定感はヘタな先発を上回るが、突然握力が落ちるので5回が限界となる特徴を持つ立石、 どうしても中継ぎを投入することになるわけです。 今年は中継ぎが強いから、立石先発だけでなくリリーフ豪華絢爛も楽しめるのですよ。 まさに一試合で二度おいしい。ヤッホーイ!
…去年の前半までなら考えられないわけだが。リリーフの強いチームというのもいいものだ。

コユキ激走。 スタメンに新庄・木元・鶴岡の名前無し。 連勝中にスタメンをいじるのは勇気がいると思う。が、あえて行うヒルマン。 連勝を全く意識していないわけじゃないだろうが、疲労が堪っている者は休ませ、 控えにチャンスを与えるという基本はしっかり抑えるということだろう。
11連勝が最高記録だし、こっちはヒヤヒヤしながらも色気出したくなるけれども、 この後はライオンズ、マリーンズ、ホークスと続く天王山だ。クレバーと言えようか。

リアル殿間。 そこでスタメン起用のコユキ、マシー、信二が仕事するんだから、ノリにノッてるというか。 コユキの2回のヒット、そしてその後本塁へ還るまでの激走を見れば、 彼がどうしてこれだけの年数、プロ野球選手として生き延びてこれたのかがわかるような。 まだまだ若いぞコユキさん。
そして魔法のバントが得意なマシーもなかなかの働きでお立ち台へ。 賢介もまたまたお立ち台だったものの、久々の悪送球でバツが悪かったようなそうでもないような。

[F] ☆ 爽やかに9連勝。(vsBs)

2006-07-05 / 対バファローズ / 札幌ドーム
TEAM 123456 789 RHE
バファローズ 000 000 000 031
ファイターズ 013 000 000 481
  • 勝利投手:金村 / 敗戦投手:平野佳 / セーブ:-
  • 通算成績:79試合44勝35敗0分 (→ニッカン式スコア)

追加一本お願いのポーズ。 相手は八木の新人王争いのライバルであり友人である平野L…ではあったものの、 どうにも交流戦でローテをいじられてから調子がよくないらしい。 一番いい時期と比べたわけではないが、確かに連続完封とかの人にしては、 ちょっと迫力不足というか…八木と同じで新人にはつらい夏ということか?
さて、敵に回したならそういうところには付け込まねばならぬ。 好調の稲葉が150本メモリアルへ突き進むアーチで援護。 最近よくやる「本塁打→ベンチ指差しランニング」は一種の形式美ですか。

対バファローズにはめっぽう強い金村、その真価を発揮。 まだ肘は不定期に痛んだり痛まなかったりらしいが、しり上がりに調子を上げていく。 3回までの投球は不安定で球数も多かったのに、終わってみれば3安打完投完封。
ボールを追っかけすぎてガッツと漫才、という場面をわざわざ張ってはみたが、 本当に中盤以降はどこへ出しても恥ずかしくないエースの投球であったことよ。
…別チーム相手でもこうだといいんだけどなぁ…。

爽やか連呼の金村。 チームの雰囲気のよさはヒーローインタビューにも表れる、といえばいいのか? それとも稲葉はけっこういじられキャラなのか?
「稲葉さんが爽やかに~」とかを連発する金村に稲葉苦笑。 最後にはとうとう「明日も爽やかに勝ちます!」とか言わされる始末。
おいおい…いや、いいですけど。楽しそうだし、俺も楽しい。

[F] ☆ 投打噛み合わせ最高にて8連勝。(vsBs)

2006-07-04 / 対バファローズ / 札幌ドーム
TEAM 123456 789 RHE
バファローズ 020 011 000 362
ファイターズ 000 312 01x 7131
  • 勝利投手:ディアス / 敗戦投手:吉井 / セーブ:-
  • 通算成績:78試合43勝35敗0分 (→ニッカン式スコア)

ガッツが吉井を打ち砕く。 続々、残業続きで早送り視聴なのが悔やまれる(クドい)。
ディアスはファイターズのポジション下柳。6回3失点で合格点なり。
いきなりどかんと大きいのを食らってしまうのはディアスのお約束ということにしておこう。 しかしですね、ちょっと前まで先行逃げ切りしかできなかった打線も、 そのころとは別物なのですよ。 結構頑張っていた吉井を萎えさせるガッツの一発が流れを変える。 その後もコツコツと点を取り続け、気が付いたらセーブ付かない点差に。

黙々と仕事をこなす男。 本日は全員野球なり。
最後に稀哲が犠飛を決めて、打つほうでは全員貢献。 守る方では木元のエラーがあったが、まあ今回のはちょっと厳しかったし一時の怠慢風味ではない。 リリーフは岡島がちょっと抜け気味だったことを除いて完璧。 本当に建山が帰ってきて厚みが増したな…一人分の余裕とかに収まらない、この建山効果を何と呼ぼう。

選手会長。 「今日は僕のために集まってくださってありがとうございました!」とマックは言った。
あながち間違いではない。
選手会長たるマックが、やる気が見えないと批判を受ける事もあったマックが、 そうしてお立ち台の上でいたづらっぽく微笑んでいられるということならば、 チームがどういう状態なのかも知れるというもの。
マックのために、チームのために、ファンのために。

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