TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
バファローズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 1 |
ファイターズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | X | 1 | 4 | 0 |
エースの枕詞をしれっとダルビッシュに奪われつつある現状を憂いたか、往年のエース金村渾身の投球。
のらりくらりですが。
中7日で得意のオリックス戦というお膳立てはあったが、足の状態が良くなってきたということで、
前回仙台でそのように予告した通りのナイスピッチング。
奪三振はわずか1、それも初回の先頭打者大西から奪ったもののみで、打たせて取るピッチングのお手本のような内容。
ダルビッシュとはまた違う枯れた安定感。これぞ金村の真骨頂か。
一方打線の方は、昨日思い出したはずのチャンスを逃さず繋げる方法をいきなり忘れたようです。 チャンスは多くは無かったが、1回に簡単に打てたセラフィニが尻上がりに調子を上げていく中、 その1回のチャンスがセギの併殺で潰れたのはかなり惜しかった。 試合は2回ぐらいからいきなり投手戦の様相となってしまい、 6回にはスタメン起用に奮起したと思われる飯山が2Bを打ち、稀哲が同じく2Bで続いて何とか点を取るものの、後が続かず。 バントの姿勢で危険球っぽいものを放られた賢介はいいとして、稲葉セギノールが凡打で倒れるのはかなりシオシオなのですが。
今日はコユキのカウントダウンはならなかったなぁ…と思いつつ、逃げ切り体制としてマイケルが投入されたのだが、
昨今の不安定さを考えても格段の不調っぷりで、13球投げたけどストライクが2つしか入ってねぇ。
四球→死球→四球で9回表1点差無死満塁打者はリーグ最高打率の四番様とかいう状況がスゲエ。凄すぎる。どういう脚本ですか中嶋先生。
結果論としては、今期一番安定した内容だった金村を替える必要はなかったのでは?という事になる気もするが、所詮結果論よ。
つうか、クローザーとしては調整しなおしだな、こりゃ。
武田久は小さくも強き仕事人。
jukeboxが流れ、札幌ドームは異様な雰囲気に包まれる。
声というより気に近い、そこにいるファンの願いの具現。
武田久はラロッカ、ローズを連続三振、そして下山をショートゴロに仕留め、このピンチを無失点に抑えた。
放った球数17球。全てがコントロールされた渾身の投球だった。こっそり伝説になっていい。
チームはこれで4連勝。
ゴールデンウィーク中の成績は9戦7勝1敗1雨天中止ということで、
この前まで最下位をうろうろしていたチームが、往年の定位置5割の壁付近まで復帰している。
セギノールの不振をごまかしつつ、MICHEALをこっそり再調整させつつ、何とか戦っていければいい。