TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | R | H | E |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ファイターズ | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 6 | 1 |
タイガース | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1x | 3x | 8 | 0 |
延長12回サヨナラ負け。
どっと疲れそうなこの響きながら、お互いのチームの自慢の中継ぎ陣の勝負が非常に面白く、
見る側としては大変充実した試合だった。
にしても、今期は打線低調と中継ぎ充実で試合が延長にもつれ込むことが多いな。
先発リーは最初ストライクが入らず、こりゃダメかもと思わせたものの、即時炎上はせず。 しかしガッツの2ランで援護されるとすかさず四球を出し、自滅の形で追いつかれる。 前回に引き続きよろしくない内容。
その後、なんだかお久しぶりの武田勝が登場。
投球より投擲という表現がぴったりくるフォームで、タイガース打線を軽く抑える。
これまで、信頼度は武田久MICHEAL建山に比べ、一段下っぽかった彼だが、
武田勝も大いに計算できるのなら、実にありがたいぞ。
一方、タイガースはセリーグに名を響かせる藤川を投入。全く打てる気がしない速球を披露してくれる。
こちらもリリーフエース武田久で競ってみる。
が、ボール先行で今期2つ目の四球を出し、武田久基準ではやや不満な内容。疲れが隠せない。
それでも十二分に打線を抑えてはいるが。
続いたMICHEALは調子がよく、キレキレのカーブでタイガース打者の腰が引けまくり。
これだよこれ。魔法のようによく曲がる。
さらに岡島がこれも上手くかわし、かつてジャイアンツ時代に打たれていたはずのタイガース打線を封じる。
…この時点では。
藤川の後を引き継いだ久保田には隙があったものの、攻めきれず、というか、
チャンスを自分で潰しているというか。
コユキのゲッツーも痛かったが、打つ事にかけて問題は信二。
全く貢献できず郷里で不甲斐ない内容。このままでは急成長の鶴岡に負けてしまうぞ。
さて、好機をつぶして勝ちがなくなったところでそのまま岡島が投げたのだが、 非常に遺憾ですよエラーが発生。選手会長金子、大いに、最悪のタイミングでやらかす。 タイムリーにはならなかったものの、結果的にサヨナラ安打のシーツまで打席を回してしまう。 前打者の関本は余裕で三振。シーツは2アウトで登場したので、これがなければ引き分けの目が大きかった。 内野の守備の乱れがついに致命傷となった瞬間であった。
投手戦面白かったのだが、自軍のエラーで負けを呼び込むのはマジで勘弁してください。 勝てそうで勝てない試合を2戦続けたファイターズであった。次は頼むよ。