ニュースをチェックして思わず目を疑ってしまった。 開幕前日にトレード発表とは。
巨人の岡島秀樹投手(30)と日本ハムの実松一成捕手(25)、 古城茂幸内野手(30)との1対2の交換トレードが24日まとまり、両球団から発表された。 背番号は岡島が40、実松が69、古城が51にそれぞれ決まった。
投手陣の層が薄く、左の救援投手を求めていた日本ハムと捕手が不足していた巨人との思惑が一致した。
冷静になってみると、チャンスを与えられながら正捕手になれず、
かといって鶴岡の台頭で2番手ともいえない(開幕時点では負けている)状態だったサネこと実松が、
トレード要員となったのは不思議ではない。
不思議ではないが...寂しい。
恐るべき三振率と癒し系ルックスである意味愛されていたドラ1だけに。
ジャイアンツの用意した背番号もあまり期待している感がないように思える。
小田をドラゴンズに引っこ抜かれて捕手不足、ということになっているジャイアンツだが、
サネをどうしてくれるのか。
井出みたいにすぐ戦力外とか嫌過ぎる。
正直、まだ信二の正捕手には危ういところがあるし、リードはサネの方が上という評価だ。
守備固めとしてでも、もう1年は様子見ると思っていた。
鶴岡に目処が立ったと判断したのだろうか。
いやむしろ危ないのは古城の方である。
ただでも小坂加入でなんだかわからなくなっているジャイアンツ内野陣に、
古城がどう切り込めというのか。井出パターン赤色点滅。
交流戦で恩返しでもいいから覚醒して活路を開いて欲しい。
もう彼の応援歌であるエイトメロディーズが聞けないのも寂しい。
トレードとなると、「どちらが得だったか」が問題になるが、
俺の知識では正直検討がつかない。
ファイターズ側からはそれなりに愛された開幕2軍選手2名。
対するジャイアンツ側からはタフだが最盛期を過ぎたかもしれない岡島。
去りゆく2人に幸あれ。そして岡島がんばれ。