朝の揚げかまぼこ、夜のおでんに入ってる練り物とでそれなりに油モノはとった気がする。 好物なのでおでん食べ過ぎた。
断食というだけに食べ物中心でその後を記録しているものの、
個人的には精神面でのリフレッシュ効果が凄く出ている。
こんなにアグレッシブな気分は近年なかったぞ。
いつかやらなきゃ…的な先延ばし案件を数件消化できてびっくり。今日は一日が濃かった。
食事のあとは入所説明会があり、一週間の予定、そして近所のお散歩スポットについて地図上で紹介してくれる。
あと本日お通じがない人に穏やかな下剤を処方してもくれる。
この宿では食事は朝10:00と夕方18:00の二回。
そして毎日一回、マッサージや吸い玉、針治療などを受けることができる。
その他の時間は基本的に自由時間だ。
とは言え、毎朝6:30からは朝のヨーガ、7:30からは体操、夕方には日替わりでヨーガやエクササイズ、健康法などのレクチャーが行われるので、これを利用しつつなるべく体を動かすことで、より一週間を充実したものにできる。
自分は動けるだけ動こうという方針。 事前の問い合わせで、ずっとゴロゴロしていない限り急激に筋力が衰えることはない…と聞いていたものの、 居合剣士である手前、腕の筋肉が落ちてはマズいと(歩くから足はまず衰えない)持ってきていた無印良品のフィットネスチューブも活用。 ヒマがあればビヨーンとしていた。
夜のヨーガは横になって行うものが多い。
足を伸ばしてつま先を掴んだり、開脚して体を前に倒したりという動きだ。
しかしこれが本当に綺麗サッパリできない。
ヨーガはお手本の体勢が取れればいいというものではなく、自分で自分の体の伸びているところ、曲がっているところを感じ取ることが大切だと先生も念を押してくださったのだが…あまりにお手本に遠すぎると…やるせないニャー。
やるせなく思うのも不要なハズなんだけども…本当にこいつぁ課題だ、難題だ。
この日はダルビッシュが連敗を止めたメールを見ながら就寝。 いつもより早い時間だったものの、疲れていたらしくすぐに眠れた。
やたー、塩味間食の手段ゲットしたーよ。
amazonで買うより高くついてしまった。
ま、欲しい時が買い時・出せた金額がお買い得価格ってことで。
ジャガイモ一個をスライスしてレンジでカリっとさせるんだが、その後ビニール袋に入れて塩を振ったせいか、ちょっとしんなりしてしまった。紙袋がよかったのか…あるいはレンジ前にちょっと塩振っておくか。
100gのジャガイモは68kcalに対して、ポテトチップスのカロリー(カルビーうす塩・90g)は…504kcal!?
好物の暴君ハバネロ(46g)は247.9kcal。
ん?量の違いか?しかしアレは飲み物だからな(個人的に)。
それにしても、油で揚げるって恐ろしい違いが出てくるなぁ…。
割と理想的な献立で続いて来てるように見えるものの、これがいつものメニューだったりする。 母は偉大なり。 体年齢が低く出たのはこの辺恵まれているせいだな…。
夕食で久々に肉を摂取。
断食で胃が小さくなっているハズなんだけど、むしろよく空腹感を感じる。
それから水と茶ばかり飲んでいたせいか、とにかく喉が渇く。
ペットボトルに水を入れて携帯中。
塩っ辛いものが好きな自分としては、塩気が足りないなぁ…。
何とかしょっぱもんで油っ気のないおやつを考えねば。
食べなきゃ減るわけで、断食の目的をダイエットとしている利用者は多いようだった。
でも、ぱっと見て減量が必要そうな方はごく一部で、実は急に体重が増えたので食生活を見直したいとか、
内臓を休ませたいとか、そういう健康への意識が高い人が集まった、という印象。
自分の目的は簡潔に言うと体質改善&リフレッシュになると思う。
アレルギー体質・低血糖症・高脂血症・ちょっと虚弱のケがあり、ぐらいを。
また、母方の家系にやせ型が多く、父に似た自分はその中ではまだ標準に近い体型なんだけども、
そういえば母だけは中年からお腹ぽっこりしてきたし、妹のようにあんまりガリガリするのもマズいだろうし、
他のみなさんの勉強っぷりを見るうちに「食生活の見直しというか確認」も追加された感じに。
あとですね、断食に加えてヨガその他のリラクゼーションも体験できるんで、体の感覚が研ぎ澄まされる、自分の体と対話できるようになる…というものを期待しておりましてですね…うむ。 自分は結構な年数、居合をやっているものの、しなやかさオールオフなのでして…体が固くなかった時代というものに覚えがない。 自律神経が目覚め、野性っちゅうか自然の感覚が取り戻せれば、何か得るものがあるのではないかと、そういうちょっと珍しいかもしれない狙いをもって断食を思い立ったのでありました。まる。
チェックインの日の夕食は澄み切ったすまし汁。箸も不要。
この辺の知識は得ていたので、「おお、ついに始まったなー」的な感慨と共に数分で終了。
ダシはしっかり効いているぞ。
また、これ以外にしょうが湯の通常の一袋を1日に三回まで飲んでいいのである。
あちこちにハブ茶、アルカリイオン水、温泉水が飲めるよう用意されており、断食中もあまり辛さを感じないよう配慮されている。
それにしても文体がバラバラだぞ自分。
朝食はパンを食べたので洋風っぽいが、概ね理想か。
なぜ一日に二回もパサパサ食物を食べているんだ……まっこと、料理下手はおそろしいですなぁ!
断食明けに感じることが多いらしい、揚げ物は食べたくない!みたいな強いアレはなし。
が、揚げ物むしろ食べたい!というのも無いなぁ。
普段からあまり揚げ物は食べないので、対象群として問題を感じる。
宿は新しさはないが、静な音楽が流れ落ち着ける雰囲気。
広間へと続く廊下には棚があり、部屋へ持ち出せる本が並ぶ。
一旦部屋に荷物を置き、施設の案内を受ける。
宿は温泉を引いており、断食と同時に湯治ができる。風呂は露天風呂と大浴場、個室風呂がある。
トレーニングルームのウォーキングマシン?などで室内での運動も可能。
大広間にはマッサージチェアが並んでおり、いくらでも無料で利用できるのであった。
案内が済んだら、問診を受けるため所定の用紙に利用の目的や現在の体調などの情報を書き込んだ。
到着順に呼び出され、宿の代表でもある大沢先生のもとへ。
まず体脂肪測定なども可能な体重計に乗り、体重、体脂肪、内臓脂肪指数、体年齢などを測定。
このとき着衣の重量は特にマイナスされなかった。携帯と携帯ホルダー(仕事道具であった小型のツールナイフやライトが入っていてそれなりに重い)を外したかどうかすぐ忘れてしまい、退所面談のとき大いに悩むことになる(結局退所面談では携帯も携帯ホルダーもつけて測定した)。
とりあえず体年齢が実年齢より低かったのでニヤニヤしてみた。
続く自律神経の検査では、何か銀色の筒のようなものを握ったまま、先生が小さなハンマーでコンコンと手足を叩いて検査。
全体的に数値やや低め、小腸、リンパ、大腸が特に低く、逆に肝臓は興奮状態だとのこと。
自律神経が理想的であると、これが一定の値で揃うそうだ。
検査の途中、「自分で凄く力が入っているのがわかりますか?」と聞かれる。
まさにそれは自分の課題だ。この辺の改善の糸口を掴みたいというのも目的のひとつだった。
その後問診表を読んだ先生から爆弾発言が。明日から回復食を取りなさいと仰るのである。
チェックインの日は朝から水ORお茶だけというルールなので、この日が断食の一日目となり、通常は火曜日まで三日断食を行うハズなのだ。
しかし、低血糖症のケがある自分の場合、一日の断食でも通常の三倍のショックを受ける可能性があるとのこと。
シャアですか先生!…ではなく、断食という手段自体にも興味があり、通常の手筈を踏む気満々だった自分はここで多いにキョドる。
結局、先生と相談して、翌日の朝の体操の時点で元気なら二日までの断食は認めましょうという話に落ち着いた。
自分は相部屋を利用することになっていて、しばらくで同室となる方々とも顔合わせ。 勘がよくてお姉さんタイプの年上のTさんと、朗らかで可愛らしい年下Sさんが同室に。どうも同世代で集めてある気がした。 おふたりとも良い感じの人で、これなら一週間なーんも心配ないやと大いに安心。