TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ホークス | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 5 | 0 |
ファイターズ | 0 | 1 | 0 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | X | 4 | 8 | 1 |
今日の先発は不運の(参考記録)ノーヒッター八木。
ぐにゃりというかくわっというか、独特の躍動感溢れるフォームでホークス打線を切って取る。
最初は上にすっぽ抜けるボールが多かったが、徐々に調子を上げていく。
…というわけですから打撃陣は援護するように。
八木に頭の上がらないファイターズ打撃陣であるが、今日は稲葉が復調気配。
いきなりのソロ本塁打でやっと「早い回から八木を援護!」を果たしたかに見えた。
のだが。
新人の快投に沸く本拠地で、過剰なサービスを展開。ぽろりもあるよ。
せっかくの援護直後に信二→二塁金子の間でエラー発生。
エラーは信二の悪送球としてついたが、選手会長金子の見事なトンネルを披露。
おいおい…と思ったが、八木は崩れず。流石だぜ。苦労をかけるのう。
しかしその後、心を入れ替えたっぽい野手陣は、低調な打線ながら必死に1点ずつをもぎ取る。
連打でビックイニング、とはいかなかったが、それぞれに仕事をし、じわじわとホークスを追い詰めていく。
打点を挙げた信二の笑顔が眩しい。
今日もバントの場面が何度か見られたが、初球打ち上げの形式美はいらない。
とは言え、監督がにわかスモールベースボール野郎ならば、選手もにわかバント職人なわけで。
難しいところだ。
最後、カブレラに本塁打を浴び、大事をとって完投はならなかったが、ホークス打線をまたまた抑える快投、
コツコツハッスルスモールベースボールと、実に素晴らしい内容で勝利。
デコピンのしわのせいか、ちょっと老けて見える八木だが、
お立ち台の上では初々しくて爽やかな可愛らしいルーキーっぷりを発揮。
完投できなくてすいませんでした…とか謝っちゃったりして。
こうして、若きホークスキラーが北海道に降臨したのであった。
←何年も投手陣に頭を悩ませてきた監督の心情。