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[F] ☆ ホークスキラー推参。(vsH)

2006-04-29 / 対ホークス / 札幌D
TEAM 123456 789 RHE
ホークス 001 000 001 250
ファイターズ 010 111 00X 481
  • 勝利投手:八木 / 敗戦投手:寺原 / セーブ:トーマス
  • 本塁打:F稲葉(2回ソロ)・Hカブレラ(9回ソロ)
  • 通算成績:28試合15勝13敗0分 (→ニッカン式スコア)

ぐにゃり。 今日の先発は不運の(参考記録)ノーヒッター八木。
ぐにゃりというかくわっというか、独特の躍動感溢れるフォームでホークス打線を切って取る。 最初は上にすっぽ抜けるボールが多かったが、徐々に調子を上げていく。
…というわけですから打撃陣は援護するように。

稲葉HR! 八木に頭の上がらないファイターズ打撃陣であるが、今日は稲葉が復調気配。 いきなりのソロ本塁打でやっと「早い回から八木を援護!」を果たしたかに見えた。
のだが。

ぽろりもあるよ。 新人の快投に沸く本拠地で、過剰なサービスを展開。ぽろりもあるよ。
せっかくの援護直後に信二→二塁金子の間でエラー発生。 エラーは信二の悪送球としてついたが、選手会長金子の見事なトンネルを披露。 おいおい…と思ったが、八木は崩れず。流石だぜ。苦労をかけるのう。

信二のいい笑顔。 しかしその後、心を入れ替えたっぽい野手陣は、低調な打線ながら必死に1点ずつをもぎ取る。 連打でビックイニング、とはいかなかったが、それぞれに仕事をし、じわじわとホークスを追い詰めていく。 打点を挙げた信二の笑顔が眩しい。
今日もバントの場面が何度か見られたが、初球打ち上げの形式美はいらない。 とは言え、監督がにわかスモールベースボール野郎ならば、選手もにわかバント職人なわけで。 難しいところだ。

熱烈な接吻ですなぁ。 最後、カブレラに本塁打を浴び、大事をとって完投はならなかったが、ホークス打線をまたまた抑える快投、 コツコツハッスルスモールベースボールと、実に素晴らしい内容で勝利。
デコピンのしわのせいか、ちょっと老けて見える八木だが、 お立ち台の上では初々しくて爽やかな可愛らしいルーキーっぷりを発揮。 完投できなくてすいませんでした…とか謝っちゃったりして。
こうして、若きホークスキラーが北海道に降臨したのであった。

本当は金子の安打時の行動。 ←何年も投手陣に頭を悩ませてきた監督の心情。

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